第2話 大学を卒業したら、翻訳会社に就職したい!

私がこの翻訳会社に入ったのは、大学生の頃からの希望だった。私は大学時代は外国語学部でスペイン語を専攻していた。
4年生になって、いざ就職活動となったとき、学校に来るいろいろな求人情報を探したけれど、
自分が本当にやってみたい職種は見つからなかった。
外国語学部だからといって、外国語に特化した求人があるわけではないのだ。
ちょうどその頃、海外の日本語学校の理事長さんから、現地で日本語教師として就職しないかと声をかけてもらっていた。
春休みに参加したホームステイプログラムのレセプションパーティーで、スペイン語を話せないひとたちの通訳をしていた時に
スカウトされたのだった。
ちょうど日本語教師養成講座も在学中に履修していたので、せっかくだから、現地で就職してみることにした。
そんなある日、本屋さんで「翻訳事典」というアルクのムックをみつけた。
「翻訳か!これこそディープに外国語な仕事だ!」
世間知らずな大学生だった私の夢はふくらんだ。
大学を卒業しても、日本語教師になっても、いつか翻訳者になれるように勉強しよう!

海外で日本語教師をしているあいだ、私は「翻訳事典」を隅から隅まで熟読した。
練習問題は何度も解いた。
単語集も丸暗記した。

そして帰国したときに「翻訳事典」のイエローぺージに載っている「翻訳者インターン募集」の企業にどんどん電話してみた。
ところがバブル崩壊のあおりで、インターンを受け入れるような余裕のある企業はなくなっていた。
もちろん、第二新卒同様の社会経験の少ないワカゾウを正規の翻訳者として採用してくれるような会社はあるはずもない。

そこで、今度は「翻訳事典」の学校案内のリストの中から、夜間の通学制で卒業後の就職支援の制度もある翻訳学校を選び、
早速入学した。
そこで実務翻訳を勉強しながら、昼間は就職活動をして翻訳会社への就職のチャンスをねらっていた。

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アルクの「翻訳事典」は、翻訳の仕事にはどういったカテゴリーがあるのか、各分野の翻訳の例文、現役翻訳者のインタビュー、翻訳者になるための就職ガイドなどが載っていて、まさに入門書の決定版。
これから翻訳の仕事をしてみたいなら目を通すだけでもためになる一冊です。


翻訳事典(2008年度版)
posted by Emico at 23:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 転職の実際
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